岡山香川から
全国区目指して
活動している
お笑い芸人
リンクアップとっしーです。
実を言えば・・・
この映画2回観てます(笑)
し、
ももクロ「青春賦」限定CD
AとB両方買いました(笑)
し、
ファンの方から小説のプレゼント(笑)
と、、、今、完全にハマってます。
ってことで、個人的感想です。。。
※以下、敬称略
同じような映画って
公開がかぶることって
よくありますよねぇ~。
最近で言えば
野球に関する映画。
バンクーバーの朝日
アゲイン28年目の甲子園
KANO1931海の向こうの甲子園
この3つが
続きましたねぇ~。
・・・どれも
観てませんが(笑)
ってことで
今回、自分の中では
「くちびるに歌を」
と
「幕が上がる」
が、
同じジャンルの映画
ということになっています。
まず、
この2作品は観よう!
と、思ってましたが
先に、くちびるに歌を
を観た理由は
幕が上がる、は
ももクロが主演
ということを知ったから。
先入観で
アイドルが主演の映画は
期待していなかったから。
でも、
監督は本広さん。
テレビの作品・・・
まぁ、踊る。ですが
好きで観やすいんですよねぇ。
そして、
原作が、平田オリザ。
演劇やってる人なら
分かりますよねぇ。
余談ですが、
わたくし
高校生の頃に
平田オリザさんのワークショップに
参加したことがあって
とっても親近感(笑)
加えて
この頃から
舞台演劇に興味を持ち出しました。
在学中に
高校演劇に出ることはなかったけど
卒業してからは
数年間、観に行ってたなぁ。。。
あ、ちなみに
1年間演劇部に所属してましたww
バスケ部と兼任してww
でもって、大学から
地元でミュージカルに参加して
7、8年?舞台演劇をやっていました。
あ、話それましたが
そんな理由で
観てなかったけど
題材が高校演劇なもんで
やっぱり観ちゃいました。
で。
どうだったか。
個人の感想。
めっちゃよかったです。
ストーリーが最高です。
ストレスなく入ってきます。
時間調節の為に
どこかをつまんだりすると
内容に入っていけない部分が
あったりするんですが
幕が上がる、は
ノンストレスです。
わたしは。
そして、
主演のももクロに関して言えば
ファンではないけど
知らなくもない、程度。
これが逆によかったのか
知ってたらもっとよかったのか
分かりませんが
当たりだったと思います。
しいて言えば
高校生らしくなかったかなぁ。。。
と。
悪い意味じゃないんですよ。
うーん、どうなんだろう・・・
あんなしっかりした高校生が
おるんだろうか・・・。
という意味です。
悪く言えば
初々しさがなかった。
良く言えば
・・・なんだろ
上手だった・・・ん、何が?
演技が。。。
まぁ、
ももクロがいて
そこを中心に考えられた作品だろうから
そう考えると
当たり前ですが
適任だった!と。
というか
めっちゃ稽古したんだろうなぁ~
って感じました。
上手かった。相当。
ここが
驚いたポイントのひとつ!
内容に関しては
高校演劇を知ってもらうには
とってもいい作品です。
むしろ
演劇という分野を
知ってもらうにも
いい作品だと思います。
作品の流れとしては
「くちびるに歌を」と
同じです。
決定的に違うのは
部活を担当する先生の行方。
ここが大きく違います。
生徒を連れて
街にやってきて
先生が
街の灯りを見せるシーンが
あるんですが
あそこは
おもしろかったですねぇ~。
ここは
映像的には
夜景にするか
満天の星空にすると
いいのかもしれないけど
生徒たちに見せたのは
下から上を見上げる
ビルの灯り。
星空ではなく
ビルの灯り。
っていうのが
無理をしてなくて
自分的にはGOOD♪
彼女たちは
その灯りが
観たこともない
星と同じ輝きを
放っていたから。
そゆ表現だったと思っています。
だから敢えて
星空ではなくて
街の灯りにしたのだ、と。
そして、
学生ものでよくあるのは
対立。
必ず、衝突が起こります。
そして、
それを乗り越えて
さらに結束が深まる。
っていうやつね。
今回の作品でもあります。
あるんですが
その衝突を
めっちゃ上手に
消化しています。
ケンカまで行かず
でも
自然に
解決していきます。
ここの流れが
とってもすてきです!
キャプテンとか
そゆの経験した人は
めっちゃ分かると思うんですが
どうやったら
チームがまとまっていくのか。
かけ違いがあった時
両方にどう声を掛けたらいいのか。
キャプテンやったことある人なら
経験があるはず。
演劇に関して言えば
演出する人ってのは
本当に大変です。
誰かの肩を持つって訳にはいかず
板挟みになることも。
敢えて
嫌われ役になる人もいれば
上手に解決する人もいる。
色々あるけど
今回は、すごくいい流れでした。
全てがそうであるのが
望ましいけど
なかなか現実はそうはいかず
でも、
作品中では、自然に溶け込んでる。
この、自然に溶け込んでる
っていう、演出がすごいと思いました。
そして、
今回初めて演技を観ました。
黒木華。
第38回日本アカデミー賞で
最優秀助演女優賞
取ったんですよねぇ。
もぉ、わたしは絶賛です。
黒木さん最高によかったです。
ムロツヨシも
最初はくどかったけど
ムロさんがいるから
強弱付いたと思います。
言いたいこと色々ありますが
本広さんは、香川県出身。
知ってると思いますが。。。
なもんで、
香川のうどん脳が出てきます。
入れてくるねぇ~。
ほんと、香川県は
こゆとこちゃんとしてますねぇ。
うらやましい♪
作品がいいだけに
うどん脳の宣伝になるよねぇ~♪
そして
ちょいちょい出てくる
出演者が
自分にはツボで
しょうがなかったww
出るたびに
笑ってました。
ほんでもって、
ここは
マニアックかもしれんけど
藤村忠寿さん。
出てるんだよねぇ~。
これがね、
相当びっくりでした!!
うわぁぁぁぁぁぁ!!
って、声でるよねぇ~。
・・・分かる人だけ。。。
これがね、
なぜこうなったのか
自分が知りうる情報を
解析すると・・・
おそらく
さぬき映画祭に
藤村さんが来てから
本広監督と意気投合して
出演になった。
だと、思うんだよねぇ~。
なんかいいなぁ~。
すごいなぁ~。
で、最後に
観終わってから
たしかに
すげーいい作品だったけど
なぜかちょっとだけ
心残りが・・・。
映画を観に行ったのに
なーんか、映画を観た感じが
しなかったんです。
わたしは、ね。
これを
帰りながらずっと
考えてたんですが
ひとまず
結論を出しました。
わたしの映画の観方は
「画(映像)」を観ること。
テレビじゃあまりやらない撮り方とか
表現の仕方を
観るのが好きなんです。
長回し、とか
縦の構図、とか
あまりテレビでは使わない
映像、構図を観るのが
好きなんですが
この作品には
そゆのが
少なかったように
思います。
自転車で走る主人公たちを
田んぼを手前に
追っていく。
ってのは、
おもしろかった。
し、
中西さんが電車のホームにいて
電車が入ってくるシーン。
きれいだった。
色々あったけど
印象的な画が
わたしにはなかった。
数本観た
本広さんの作品では
あまりそゆのが
ないなぁ、と
自分は思っています。
前回観た
「くちびるに歌を」は
その「画」がとってもきれいです。
だから、
映画を観た!
っていう、満足感があります。
でも、
内容的には
自分は、
「幕が上がる」が好きです。
そして、
テレビをやってる人が作る映画の方が
自分としては
好きな事が多い!
ということに、
気付きました。。。
・・・なんか複雑です(笑)
さすが、テレビっ子(笑)
映画の事は
まだまだ分かってないんだなぁ~
って、思っちゃいましたww
ってことで
自分なりの映画観を
文字にしてみて
改めて
作品で示してみると・・・
◆テレビドラマに近い映画
『幕が上がる』
◆映画
『くちびるに歌を』
◆テレビドラマに近い
でも、しっかりと画も観せる映画
『娚の一生』
という
分け方になりました。
ま、今、
自分が考える分け方です、が。。。
ということで、
ストーリーがとても好きな映画。
でした。
ノンストレスという点で
最近観た中で1番です。
青春。
という言葉が
とっても似合う映画だったなぁ。
ももクロの
ファンになりそうです(笑)
ってことで
1日楽しんでいきましょ!
更新
2015/03/23 2:17